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TAC(タック)と診断士ゼミナールを経て中小企業診断士に合格するまでの話

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TAC(タック)と診断士ゼミナールを経て中小企業診断士に合格するまでの話

資格の予備校TACと受験2年目は通信講座の診断士ゼミナール を使って中小企業診断士に合格した方に体験談を書いてもらいました。

「中小企業診断士に興味があるけど予備校と通信講座どっちで勉強しよう…」

と考えているのならばぜひ参考にしてください。

 

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中小企業診断士を目指したキッカケは転職したかったから

 

勉強を始めた当時私は印刷会社の営業をしていました。

もともと明るい性格ではなかったので、知らない人に売り込まなくてはいけない営業をするのは苦痛で仕方ありませんでした。

 

ただ、売上を上げたり利益を追求する方法を考えるのは好きで、どうすれば良い結果を出せるか妄想することは多かったですね。

 

でも営業員の立場だと、どうしてもそれを実現させるために人と直接かかわらなくてはいけません…

なので、営業以外で経営の意思決定に携われる仕事がないか探しました。

転職エージェントをやっている友人に相談したところ、

 

私の希望が叶う職種は「経営企画」ではないかと教えてくれました。

 

調べてみると、たしかに私の希望がかなえられそうです。

ただ、経営企画の経験もなく、専門的な勉強をしたこともない私が、経営企画で転職を成功させるのは簡単ではないとのことです。

 

少しでも転職を成功させる可能性を高めたい一心で、中小企業診断士を取得して経営企画の部署に潜り込めるように努力を始めたのでした。

 

予備校に通学するならおすすめはTAC(タック)

TACと診断士ゼミナールを使って合格した体験談

TACを選んだ理由

最初から「TAC」「LEC」に通学しようと考えていました。

中小企業診断士試験で評判がいい学校はこの2校でしたし、難関国家資格を受験するのに、本屋さんでテキストを買って自分だけで合格できるビジョンが全くわかなかったからです。

学生のころから勉強が苦手でしたからね。

 

TACとLECに話を聞きに行きましたが、どちらも勉強する環境は整っていましたし、相談にのってくれた社員の方も丁寧で不安は残りませんでした。

 

費用はどちらも25万円とけっこうな金額でしたが、

 

ポイント

人生を変えられるかもしれない決断なので、

費用については出し惜しみせずにいこうと決めていました。

 

そんな状況でTACを選んだ決め手は合格率です。

詳細な数字は忘れてしまいましたが、LECよりTACのほうが合格率が高かったのでTACを選択しました。

別にLECの評判が悪かったということじゃありませんよ。(笑)

 

ちなみに、TAC出版のスピードテキスト(スピテキ)と通学は別物です。

スピードテキストは書店で販売しているので手に入れやすいですが解説が簡素な部分も多いので、初学者は通学一択ですよ。

 

 

場所は渋谷校

私は東急田園都市線沿いに住んでいたので、

横浜で受講するか渋谷で受講するか迷いました。

結局渋谷校にしたのですが、一番の決め手は講師の先生でした。

 

講師は「遠藤 直仁先生」

私がTAC渋谷校にした最大の決め手は「遠藤 直仁」先生です。

遠藤先生はTACの中小企業診断士対策講座で抜きんでた人気講師で、教室での講義だけでなく動画講義も担当しています。

TACを使ったことがある方は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。

 

見た目はちょびヒゲの元気がありそうな普通のおじさんですが、講義が始まるとしゃべりが全くとまらない熱量が圧倒的な方です。

講義は面白いし内容が記憶に定着するようにあの手この手で説明してくれます。

 

遠藤先生は中小企業診断士だけでなく税理士も取得しており、中小企業診断士だけ取得している他の講師よりも話の幅が広いです。

 

また、遠藤先生自身が受験生時代に、仕事を辞めて極限状態で勉強して中小企業診断士に合格した話をよくしてくれました。

その話で必ず説明するのが、

 

ポイント

仕事と勉強の両立がきついからって絶対に仕事は辞めるな

 

でした。

収入もなく社会から隔離された状態で勉強を続けるのは相当こたえたようで、毎年、生徒に絶対に仕事はやめないよう言い続けているみたいですね。

 

私も仕事を辞めて受験に専念することも視野にいれていたので遠藤先生には助けられました。

 

TAC中小企業診断士のテキスト
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一回目の中小企業診断士試験は一次試験で失敗

そう。1回目のってことは2回目もあります。

 

落ちたんです。

 

それも1次試験で…

 

科目合格はできましたが、全科目をクリアするまでには至りませんでした。

自分なりに不合格だった原因を分析したところ、通学形式でTACを利用したことが大きく関係していると気づきました。

 

実際にTACに通学して感じたメリット・デメリット

私が一回目の試験で不合格だった理由を分析したところ、

TAC等の有名予備校に通学するにもメリット・デメリットがあることに気付いたので簡単にまとめてみました。

 

予備校に通学するメリット

メリット

・同じ難関資格に挑戦する受験生の存在

・激励してくれる講師

・わからないところをすぐに聞ける体制

 

思いつくのは上記三つのメリットですね。

教室で多くの受験仲間・ライバルと共に勉強するのは良い刺激になります。

中には受講生同士で仲良くなり、勉強を教えあっている人たちもいました。

 

私は受講する日程がバラバラだった(理由は後述)ので勉強仲間はできませんでしたが、

なかなか身近に中小企業診断士に挑む人はいないと思いますので、勉強仲間を見つけるにはもってこいの環境でしょうね。

 

また、講師が身近にいるのですぐにわからないポイントを教えて貰えます

 

私が受講していた遠藤先生は人気講師なので、講義が終わってからすぐに遠藤先生に駆け寄らないと、順番待ちで長時間待つことになってしましましたけどね。

更に、遠藤先生に限らず他の教室の先生でも、教えを乞うと必ずやる気がでるような励ましの言葉を毎回してくれました。

 

人に期待されているって感覚は、モチベーションを保つうえで大切ですよね。

 

予備校に通うデメリット

デメリット

・仕事の休みが不定期だと同じ講師の授業が受けられない

・人気講師の教室は席が不足して入れないこともある

・受講費用が20万円~30万円程と高い

・最寄りのTACまで距離がある

 

デメリットと感じたのはこの4つです。

TACはどの講師でもどの校舎でも同じテキストで受講できるようにテキストを統一しています。

 

なので毎週同じ時間に講義が受けられなくとも、いつもと別の校舎や別の講義に出席すれば問題なく勉強をすすめることができます。

 

ですが、講師によってもクセがありますから、毎週同じ時間に同じ講師から受講するのがオススメです。

しかし、受講生によっては休日が不定期だったり、土日出勤が多く、どうしても同じ講義にでれない場合もあります。

そんな場合はけっこうなデメリットですね。

更に、毎週同じ講義に通学できる場合でも、

 

ポイント

人気講師の場合は教室の席が足りずに、

生で受講することができないこともあります。

 

その場合はとなりの教室で生放送の講義を見て受講することになります。

講義が終わり次第、隣の教室に向かえば質問はできますが、ちょっと残念な気分になりますね。

 

あとは受講費用が高い!

普通に受けるだけで25万円くらいかかりますし、ちょっとオプションをつければ簡単に30万円を超えます。

金額がネックで受講に踏み切れない方も多いでしょうね。

 

最後に、TACまでの距離ですね。

私は最寄りのTACまでドアトゥドアで約40分でした。

これってけっこう大変ですよね?

自宅だと勉強できないから休日は予備校に行く!という人はけっこう多いと思いますが、勉強するために予備校に行くと、

 

片道40分×2(往復)=80分

 

もかかってしまいます。

 

これだけ時間があれば勉強もけっこう進みますよね?

 

移動時間にテキストを読めばいいんですが、電車であの分厚いテキストを出して読むのもなかなか楽じゃないんですよね。

座ることができればそこそこ勉強できるんですけどね…

また、車でTACに通学する場合は勉強なんてまずできませんね。

 

校舎についてしまえば集中して勉強できる環境があるのですが、そこまでがちょっともったいないですね。

 

私がTACを使いこなせなかった理由

1つ前の段落でメリット・デメリットをあげてみましたが、私が感じた1番大きいデメリットは

 

注意ポイント

仕事の休みが不定期だと同じ講師の授業が受けられない

 

でした。

TACでは全ての講師が同じテキストで授業を行っていますので、毎週同じ講義を受けられなくでも、どの講義を受けても、(例えいつもと別の校舎で受講しても)問題なく勉強をすすめられる仕様です。

近くに校舎さえあれば、出張先でも同じテキストで講義が受けられる素晴らしい制度だと思います。

 

しかし、同じテキストを使っていても、講師によって教え方が若干違います

暗記でしか対応しにくい単元で、語呂合わせを使って教えてくれる講師や背景を教えて覚えさせる講師や覚えろと丸投げする講師等、様々な講師がいます。

自分が合うと感じる講義を毎回受けられればいいのですが、

 

同じ講義を受講せずに色々な講義を受けていると脳に定着しにくいです。

 

私は土日に出勤することもある仕事だったので、遠藤先生の講義を毎回受けることができませんでした。

遠藤先生は長年人気講師をしているだけあって、全科目を通して講義をしています。(通常は1科目のみ担当)

 

理想は全講義遠藤先生から受講でしたが、実際は2、3講義に1回は別の講師から講義をうけていました。

 

これが1次試験で落ちてしまった要因の一つですね。

 

もしあなたが毎回決まった講義に出席できないのなら、わざわざ予備校を選ぶ必要はないでしょう。

 

二年目に選んだ教材は通信講座の「診断士ゼミナール」

TACと診断士ゼミナールのマーケティングミックス

 

1年目の反省を生かし、2年目は通信講座の「 診断士ゼミナール 」を選びました。

理由としては、

 

決定的なポイント

・私がTAC通学の良さを生かせなかった

・TACは2年目の受講も最初と同じ25万円程お金がかかる(診断士ゼミナールは約5万円)

・「診断士ゼミナール」の特徴が私に合っている

 

です。

 

TACは非常に勉強のしやすい環境でしたし、

講義も非常にわかりやすく、通学のメリットをしっかり受けられる人には最高の環境だと思います。

 

しかし、仕事の関係で同じ講義に参加しにくい環境だったり、校舎までの距離が遠い場合、自分のペースで納得するまで勉強したい場合、通信講座という選択肢もアリだと思います。

 

通信講座にマイナスイメージを持っている人も多いと思います。

私は通信講座に、購入したらテキストを送り付けてきて「あとは頑張ってねー」と放置するみたいなイメージを持っていました。

講師の先生たちみたいに直接教えてくれることはありませんが、動画講義やアプリもあってしっかり勉強できるんですよね。

 

通信講座のメリット・デメリット

メリット

メリット

・通勤時間等のスキマ時間に勉強できるように工夫したものが多い

・通学にはないオプションで差別化している

・価格が5~6万円とTACやLECより安い

・スマフォやタブレットでどこでも勉強できる

・格安なのに無制限で質問し放題(診断士ゼミナールのみ)

 

これらが通信講座の大きなメリットです。

 

私が2年目に通信講座を検討した理由の一つに「価格」があります

 

TACは1度不合格になり2年目も利用することになった場合でも25万円程度費用がかかります

多少割引の制度はありますがそれでも大金です。

通学せずにDVD講義だけのプランにしても同じくらい費用がかかります。

 

残念なポイント

TACは非常に良かったのですが、2年で50万円もかけられるほど私にお金の余裕がありませんでした…

 

それに比べて通信講座は割安です。

1年で5~6万円ですし、2年目は無料~2万円で受講できるものが多いです。

 

ちなみに、私が選んだ診断士ゼミナール は3年間無料受講延長制度というものがあり、1度買えば3年間最新のテキストが貰えます

正直このようなメリットがあるなら最初から診断士ゼミナールにしても良かったかもしれません。

 

また、通学に比べてかなり安いですが、

 

決して安かろう悪かろうではありません。

 

TACの費用が高いのは全国各地にある校舎の維持費優秀な講師陣の給料という多額の固定費があるからです。

それにくらべて通信講座は、校舎の維持費も多くの講師陣の給料もいりません。

だからその分価格を安くすることができるのです。

 

また、最近の通信教育は音声・動画講義に力を入れています。

これがスキマ時間で勉強ができる理由です。

スマフォやタブレットを使って、電車通勤や昼休みなどのちょっとした時間に音声・動画講義で勉強することができます。

短いスキマ時間でも、積み重なると非常にたくさんの時間になります。

 

 

私はスキマ時間を使って勉強したおかげで、自分のペースで勉強でき、かつ大量の勉強時間を確保することができました。

 

通学のときのように、講義に自分をあわせるのではなく自分の時間に講義をあわせられるのはかなりのメリットですよ。

 

デメリット

デメリット

・最初から通信講座だと勉強計画を立てるのが難しい

・わからないときにすぐ聞ける相手がいない

・切磋琢磨できるライバルがいない

 

わからないときにすぐ聞けるライバルがいないのも、切磋琢磨できるライバルがいないのもデメリットですが、正直これらは努力次第でなんとかできます。

 

ただ、「最初から通信教育だと勉強計画を立てるのが難しい」というデメリットは致命的です。

 

中小企業診断士試験のレベルになると、

 

注意ポイント

闇雲にたくさん勉強するだけだと合格は難しい

 

です。

これだけは間違いありません。

もちろん最後は勉強量がものをいいますが、最初からその方法を取ると必ず後悔するでしょう。

TACやLECなら予備校が勉強の計画を立ててくれるので、自受験生はただそれに従い勉強していくだけでいいのですが、

 

通信教育は自分で計画を立てる必要があります。

 

これがおっくうで通信教育を避けている人もいるでしょうね。

↓の記事に科目ごとの勉強の順番と勉強法をまとめましたので、自分で計画を立てる方は読んでみてください。

 

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また、中小企業診断士のクレアール非常識合格法 という本に計画の立て方のヒントが記載されているので、もし自力で計画を立てる自信がない…という人は読んでみると良いでしょう。

科目ごとの重要ポイントだけでなく、中小企業診断士の置かれている環境や合格後の動き方などもまとめられている良書です。

定価が1,650円なのですが、大手予備校のクレアール今月限定で100名に無料配布しているようなので活用しましょう。

 

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二回目の試験は科目合格があったのでちょっと楽に合格

ついに二回目の試験です。

去年に一次試験で科目合格していたので前よりちょっとだけ楽でした。

 

去年の貯金もあり一次試験は割と楽々合格。

さらに、今年は二次試験メインで勉強していたかいがあり二次試験もさくっと合格。

 

その後の口述試験も当然合格(合格率99%らしい)して晴れて中小企業診断士になりました!

 

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TACと診断士ゼミナールを比較してみて

私はどっちが絶対に良いなんてことはないと思っています。

最終的に診断士ゼミナールで合格しましたが、

 

TACのほうが合う人もたくさんいると思いますし、「 診断士ゼミナール 」じゃないと合格にたどり着けない人も多いと思います。

 

通信講座は合格しにくいという先入観を持ち、通信講座を避けている人は世の中に意外と多いです。

そんな先入観で自分にあった勉強法を逃してしまうのはもったいないです。

 

テキスト・教材をしっかり選ぶのは中小企業診断士に効率的に合格するための第一歩です。

種類が多いからと言って適当に選ばず、それぞれのメリットとデメリットから自分に合っているか?を考えながら選びましょうね。

 

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  • この記事を書いた人

鋼の天然水

元金融機関勤務の中小企業診断士。合格までに勉強した時間は約2,000時間。(平均1,200時間で合格できると言われている) 睡眠時間を削ってなんとか合格したが、効率が悪すぎたと感じています… これから中小企業診断士を目指す人には私のように苦労して欲しくありません。 自分のブログに勉強論を書いていましたが、資格GEEKSに誘われ寄稿をすることになりました。

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